映画「キングスグレイブFFXV」のパンフレットの内容についてまとめます。観終わってすぐさま内容もよく知らないままに買ってしまったのですが、実に満足のいく一冊でした。私のように予備知識なしで映画を観た方には特におすすめかと思います。
知りたかったことが書いてある、復習に最適なパンフレットですよ。読むともう一度観に行きたくなります(笑)
※ぜひとも映画館で手に取って欲しいので、本記事での画像の掲載は控えさせていただきます。テキストベースで恐縮ですが想像を膨らませてお楽しみください。
目次
キングスグレイブFFXVのパンフレット

キングスグレイブFFXVパンフレット(P.3)より。このページの左(表2)に「全ては“未来の王”のために。」というコピーが入っています。組み合わせて見て欲しいですね。
まず仕様についてまとめますと、
- 価格1,000円(税込)
- ページ数:28ページ
なかなかのボリューム感です。
続いてページ構成ですが、
- 表1:タイトル「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」
- 表2:コピー「全ては“未来の王”のために。」
- P3:ニックス、ルナフレーナら主要キャラクターの集合ビジュアル
- P4-5:Introduction.
- P6:Story.
- P7-9:CG集(映画のワンシーンを抜き出し。15カット)
- P10-16:Character.
- P17:Character Relation 人物相関図
- P18-19:Keyword.
- P20-23:Staff.(ディレクターの野末さんらのインタビュー集)
- P24-25:Cast.(綾野剛さん、忽那汐里さんインタビュー)
- P26:Staff&Cast.
- 表3:関連商品のご案内
- 表4:タイトルと光耀の指輪
となっています。随所に美麗なCGを散りばめてくれているのが嬉しいですね。グラフィックが気に入った方にはたまらないかと。(でももっと見たい!と思うかも)
ポイントを絞って、もう少し詳しく紹介したいと思います。
P10-16:Character.
お約束のページではありますが、細かく紹介してくれており大変助かります。
主要人物がはっきりわかるのはもちろんですが、この映画のタイトルにもなっている王の剣(キングスグレイブ)。そのメンバーたちの名前と顔があまり一致しないのは私だけ?
あれやこれやのバトルシーンでは、誰が誰やら・・・となることもあり、このページは非常にありがたかったですね(笑)
キャラクターの立ち絵に、説明が背景も交えてまとめられており、キャラクターを深く知るための手助けになります。ニックス、ルナフレーナら主要キャラクターで200文字前後、サブキャラクターで100文字前後と読み応えもあります。
P17:Character Relation 人物相関図
このパンフレットで一、二を争う嬉しかったページ。Keywordも捨てがたいですが。この相関図を頭に入れて映画を観たら、もっと違うところに気を配れるなと。
大変わかりやすく、コンパクトにまとめていただいてます。
P18-19:Keyword.
劇中で飛び交っていた専門用語についての解説のページです。特に重要とされる17個のキーワードが取り上げられています。
1つだけ言及すると、個人的に驚いたのが劇中に出てきたモンスターのことです。
ごく普通のモンスターだと思っていたものが「生物兵器」という名称であり、野生のモンスターを機械で強引に制御している、という設定があったのには驚かされました。ニフルハイム帝国の技術力ハンパないですね。
非常に発見のあるページです。
P20-23:Staff.(ディレクターの野末さんらのインタビュー集)
もう少し細かく触れると、インタビュー形式なのはディレクターの野末さん。他スタッフの方はコメントを寄せていただいてます。
- ディレクター 野末武士(3ページ分)
- プロデューサー 田畑 端
- 脚本 長谷川 隆
- 音楽 ジョン・グラハム
- メインテーマ 下村陽子
野末さんのインタビューを読んで、唯一の不整合だと思っていた箇所が腹に落ちました。映画は映画単体でも観ることができますが、やはりゲームと組み合わせて、ひとつの物語になるように計算されている、ということですね。衝動的にゲームを買った自分は間違いじゃなかった、と思いたいorz
関係者が非常に多い映画になっていますが、このあたりの話が実に興味深かったです。3ページあるのは頷けますね。でももっと読みたい(笑)
P24-25:Cast.(綾野剛さん、忽那汐里さんインタビュー)
ニックス役の綾野剛さんとルナフレーナ役 忽那汐里さんのインタビューです。
綾野剛さんの好演により、私の中では大変愛すべきキャラクターとなった主人公ニックス。
ニックスというキャラクターが押し出されてくるような、抑えの効いた演技だったように感じた自分の印象と、このインタビューで綾野剛さんが語られている内容が非常にリンクしており、綾野剛という役者にも大変好感が持てるものでした。
ファミ通さんのインタビューと合わせて読むとなお伝わるものがありますね。読み応えのあるものになっているかと思います。
まとめ
さてまとめますと、映画を観た方の「良かった!」という気持ちを最高に刺激してくれる一冊ではないかと思います。
映画を観てわからなかった箇所を補ってくれる情報量がありますし、何より復習になりますね。そして知らなかったことを知ることもできる。。もう1度観に行きたくなるパンフレットです。
ぜひご観覧の際は、ご購入をおすすめします。
↓映画本編、「キングスグレイブFFXV」の感想と見所はこちら
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