皆川亮二スペシャル。見せゴマを光らせる、コマ割りの技術!

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皆川亮二スペシャル。見せゴマを、光らせる、コマ割りの技術! マンガ

今回は、僕の好きなマンガ家さんのひとり、皆川亮二さんの作品の中からいくつか紹介していきたいと思います。皆川さんと言えば、その確かな画力が魅力のひとつかと思いますが、個人的にはコマとコマのつなぎが上手い漫画家さんだと思っています。

PEACE MAKER(ピースメーカー)

PEACE MAKER 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

一瞬の速さが生死を分ける“決闘(デュエル)”の世界に突如現れた謎の男、ホープ・エマーソン。父から受け継いだ“ピースメーカー”と驚異のドローテクニックを武器に、兄を探すための壮大な旅が、今始まった…!

(amazon.co.jpから引用)

ウルトラジャンプで、ただいま絶賛連載中のガンアクション漫画。読み始めた当初は、8巻くらいでまとめてくるのかな、と思っていましたが、蓋を開けてみれば壮大な物語となり、早15巻となりました。

大半がドンパチやっているマンガではあるのですが、銃という武器のリアリティでもある急所への一撃必殺をきっちり守って描いてくれているので、展開は速く、コマだけを目で追っても、とても楽しめます。皆川さんの確かな画力で描かれるバトルシーンは見ていて飽きるということはありません。もちろん話も合わせて頭に入れてほしいのですが(^^;;

主人公のホープやニコラの神業はもちろん、1対1の早撃ち勝負の緊張感を、これだけ多彩なキャラと構成を持って画で表現できるのは、本当に素晴らしい才能だと思います。最新の皆川亮二さんを見たいなら、このPEACE MAKERをぜひご一読ください。

D-LIVE!!

D-LIVE!!(1) (少年サンデーコミックス)

都内の銀行で連続強盗事件が発生。警察の懸命な捜査にもかかわらず、犯人の足取りはつかめない。そこで斑鳩悟に捜査の依頼が来た。普段の悟は平凡な高校生。だが彼は同時に、国際的人材派遣会社・ASEのメンバーでもあるのだ。ASE(AlmightySupportEnterprise)は、特殊な依頼にも対応すべく、世界中からあらゆる分野のスペシャリストを集めた組織。その仕事ぶりは迅速にして完璧で、高額料金にも拘わらず、信頼度の高さから依頼は引きも切らない。その登録メンバーになれるのは、選びぬかれた特殊能力者のみだ。悟が持っているのは、どんな乗物でも乗りこなす驚異のドライビングテクニックだった。今回の事件の犯人グループは、都内の地下に複雑に張りめぐらされた下水道を逃走ルートに使っていた。悟はジェットスキーを使って、下水道を疾走。犯人たちとバトルを繰り広げる!

(amazon.co.jpより引用)

結構好きな作品。動力源のついた乗り物であれば、それが初めて乗る物であっても乗りこなしてしまう、という特殊な才能を持った、斑鳩 悟(いかるがさとる)が主人公。

漫画ならではのアクションシーンが多く描かれるが、リアリティの徹底追及よりも漫画としてのエンターテインメントを選択することに躊躇を感じさせないから、その痛快なエンタメ描写を安心して受け入れることができます。ホント痛快ですね。

個人的な感想ですが、乗り物アクションという一見縛りの多そうなジャンルにおいて、15巻まで続いたことは、とてもすごいことだと思ってます。

乗り物好きにはたまらない、胸アツの作品です。

ARMS

ARMS(1) ARMS (少年サンデーコミックス)

高槻涼は進級したばかりの高校二年生。始業式のその日に現れた転校生・新宮隼人は奇妙な左腕を振りかざし、突然涼に襲いかかった。さらに、対峙する二人の前に、謎の男・爪(クロウ)が現れる。爪が涼の幼なじみ・カツミを傷つけようとしたまさにその時、涼の右腕が…!?その腕が掴むものは…神の未来か、悪魔の過去か…!!

(amazon.co.jpより引用)

その昔、トラウマになりかけた漫画です。スプリガンを読んで、画の上手さと物語のそのスケール感に一気にファンになった当時の僕は、皆川さんの新しい漫画がスタートするのを大変心待ちにしていました。そうして始まったのがこのARMSだったのです。

ARMSは当時の僕には刺激が強い作品でした。人間の体があれほど異形なものに変化するのを受け止めきれませんでした。漫画だとわかっていても衝撃だったのです。すべては皆川亮二という作家の画力によるものかと思います。

オンタイムで読んでいたので、僕は主人公が自らの腕を畏怖し嫌悪する気持ちと完全に同化していました。その時の1週間が待ち遠しい気持ちを今も鮮明に思い出せます。

名実ともに、皆川亮二さんの代表作と言えるかと思います。是非ご一読ください。

スプリガン

スプリガン〔保存版〕(1) (少年サンデーBOOKS)

ここに1枚のプレートがある。高度に発達しすぎたために滅びてしまった超古代文明の何者かが、現代の者たちに対する警告を綴った伝言板(メッセージプレート)だ。そこには“我々の遺産を悪しき者から守れ”という言葉が刻まれていた。このメッセージを受け止め、遺産を封印することを目的に活動する組織がある。その組織の名は「アーカム」。そしてアーカムの誇る特殊工作員を、遺跡に出現するという伝説の妖精にちなんで「スプリガン」と呼ぶ。御神苗優は、そのスプリガンの一人だ。A・M(アーマードマッスル)スーツという驚異の装甲強化服を武器に、優が世界の平和を守るために立ち上がり、様々な敵と対決する!

(amazon.co.jpより引用)

ワクワク感がハンパない漫画、それがスプリガン。世界中を飛び回る主人公を通して、古代の遺産にまつわる逸話を学ぶこともできるエンタメ作品でもあります。毎回、守るべき遺産は何でどこが舞台になるのかと興味は尽きません。

ただでさえ、オーパーツ×冒険×バトルと自分が好きな要素が満載であるのに加え、皆川作品の心臓といえる登場人物たちが非常に良い。

主人公の御神苗 優(おみなえ ゆう)が輝くのは、脇を固めるライカンスロープのジャンやティア・フラット、師匠の朧といった同僚たちのキャラが立っているから。僕自身、優よりもジャンの方が好きだったりします。

まずは1巻だけでも読んでみてください!


全体的に思い入れが強くでてしまいましたね。好きな作家さんの作品は自分がどういうところが好きでというのも明確ですし、読んでいたときの思い出も明確に思い出せるもので、感慨深いものがあります。

非常に上手い漫画家さんですので、画の好みさえかみ合えば、ぜひともご一読いただくのをおすすめします。

また次回の記事でお会いしましょう。