今まさに読んで欲しい、僕がオススメしたい少年マンガ20作品のうちの後編10作品を紹介します。前編が比較的、直球なラインナップだとすると後半の方が変化球でしょうか。マンガ選びの参考にしていただければ幸いです。
RiN
名作BECKの生みの親 ハロルド作石が描く最新作。漫画家をめざす主人公 伏見紀人と不思議な能力を持つ魅力的なヒロインの話。ここ1〜2巻でエンジンかかってきた気がします。
- 出版社:講談社
- 掲載誌:月刊少年マガジン
- 巻数:既刊10巻
ボールルームへようこそ
社交ダンスを通じて主人公 富士田多々良の成長が描かれる本作。圧倒的な熱量を持って、社交ダンスの魅力が読み手に伝わってくる、良作です。
- 出版社:講談社
- 掲載誌:月刊少年マガジン
- 巻数:既刊7巻
この音とまれ!
箏曲部の青春を描いたマンガ。美男美女の比率が半端ないですが、目の保養にもなり、青春してる感じがいいですね。
- 出版社:集英社
- 掲載誌:ジャンプSQ.
- 巻数:既刊9巻
魔法少女・オブ・ジ・エンド
張りまくった伏線と新設定をどこまで回収しつつ、収束できるか。僕の興味はもはやそこだけになりつつあります(笑)勢いで読ませるパニック系のマンガのむつかしさでしょうか。
- 出版社:秋田書店
- 掲載誌:別冊少年チャンピオン
- 巻数:既刊9巻
1/11 じゅういちぶんのいち
プロサッカー選手となる主人公と周辺の人間模様を描いた作品。人の数だけドラマがあり、どの登場人物も生き生きと描かれています。サッカーファンじゃない人も読んで欲しい、おすすめの漫画です。
- 出版社:集英社
- 掲載誌:ジャンプSQ.
- 巻数:全9巻
四月は君の嘘
2012年度マンガ大賞ノミネート。2013年、講談社漫画賞少年部門受賞。A-1 Pictures制作でアニメ化もされました。アニメ、漫画ともに号泣必死の名作です。多くを語りたくなりますが、それはまた別の機会に。映画化も決定。
- 出版社:講談社
- 掲載誌:月刊少年マガジン
- 巻数:全11巻
ダーウィンズゲーム
説明もなく、いきなり殺し合いに参加させられる系のパニック漫画。生死を懸けたソーシャルゲーム「ダーウィンズゲーム」に巻き込まれた主人公が仲間との共闘やシギル(特殊能力)を駆使してゲームクリアをめざすというのストーリー。
- 出版社:秋田書店
- 掲載誌:週刊少年チャンピオン
- 巻数:既刊6巻
リアルアカウント
こちらもパニック漫画。SNS「リアルアカウント」の中に取り込まれた、主人公の脱出を描く。困難を切り抜ける、機転の働かせ方が面白い。マガジンでこの手の漫画といえば、トモダチゲームも面白いので、おすすめです。
- 出版社:講談社
- 掲載誌:週刊少年マガジン
- 巻数:既刊5巻
VANILLA FICTION
ダーウィンズゲームから3作品連続で、いきなり巻き込まれる系の漫画ですが、それぞれ色が違っていていいですね。先が読めない漫画です。「魔王」や「Waltz」で評価を高めた、大須賀めぐみさん。このひとも期待を裏切らない方です。続きが気になる漫画です。
- 出版社:小学館
- 掲載誌:ゲッサン
- 巻数:既刊6巻
僕のヒーローアカデミア
読者への媚要素はあれども、これぞジャンプの王道といったマンガです。主人公の成長が物語の軸であり、どのようにしてヒーローとしての資質を開花させるかが本題です。アメコミを土台としているせいか、大味な展開になりがちということもあり、知恵を絞った能力バトルものとしての面白さは追求しないほうがいいかもしれません。
- 出版社:集英社
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- 巻数:既刊5巻
本記事のタイトルにもあるように「少年マンガ」という縛りを入れたおかげで、少年誌掲載ではないマンガを外さざるを得なくなってしまい、結構鉄板のラインナップになってしまいました。
あれも、これも、入れられてない!っていうジレンマは他の記事で消化することにします。
後編の方がエッジが立ってるかも。ご覧ください。