(三十路飯 第1巻より)
この記事を書いている今この瞬間も、ついついよだれが出てくるのは、この漫画の食事描写の巧さゆえでしょうか!読了後には、きっと美味しい食事が食べたくなるはず。
三十路飯 第1巻の見所と試し読み
三十路独女、ただいま人生の曲がり角――。
にっちもさっちもいかない一日の終わりに、とりあえず何食べよう?アラサー、独身、建築事務所勤務、猫とふたりぐらし、
遠距離恋愛中の彼氏とは最近うまくいってない…
そんな曲がり角女子、高山日向。
仕事で失敗した日も、恋がうまくいかない日も、自己嫌悪の夜も、
ごはんが美味しければきっと大丈夫。アラサー女子の悲哀に寄り添いつつ、実在の9つの名店+αの逸品をナビゲートする、
東京ナイトグルメガイド!!amazon.co.jpより引用
本作は、独身女性の外食グルメ漫画。物語の筋は、主人公が外食を通して、疲れた心と体を癒して、実生活にハリを取り戻していく、というもの。
この作品の上手いところは、いかに主人公に美味い飯を食べさせるか、その文脈をきちんと整理して、きっちりコマを積み上げて読ませてくれるところかなと思います。
特に1話の進め方がいいですね。この漫画がどのような漫画なのかきちんと理解させてくれます。
この導入部がとても良くできているから、主人公が置かれている状態をインプットした上で、主人公のもやもやとした気持ちを踏まえて、読むことができます。
↓そんな第1話を試し読みすることができます(途中までですけど・・・)
(ヒバナ/小学館 サイトより)
興味のある方は、上の画像から公式サイトに飛んでみてください。
結構いいところで試し読みが終わってしまうので、続きが気になって仕方ないよ、という人ももちろんいらっしゃるかと思います。
そんな時はKindleでどうぞ。今すぐ読めます。
ちなみに僕は、試し読みした後に、即買いしました。会社の帰りに、何を食べようかなーと迷っていたときに三十路飯の紹介記事を読んだんですね。
何回か読み返してますが、やはり通勤中に読むといいもんだな、と強く思います。やはり、たまには外食しよう、という頭にもなりますし、もちろん家に帰ってからの食事に対するモチベーションも高まります。
やはりこういう気持ちになるのって、出てくるご飯が美味しそう!自分も食べたい!と思えるような描写力によるものかなと。そして、呼び水となるエピソードが上手いので、美味そうなご飯の登場が余計に際立っているように感じます。
三十路飯は、主人公が美味い飯を必要とする理由がきちんと用意してくれていて、外食の良さや美味しいご飯に出会ったときの感動する気持ちを思い起こさせてくれる、すごく良い漫画ですよ。
読めば行ってみたくなる!絶品グルメガイド
三十路飯には、実在のお店が出てきますので、グルメガイドとしても機能します。
これは、とてもありがたいですよね。もし自分が東京に住んでいたら、行ってみたいな〜と思えるお店がいくつも登場します。
僕は1巻の中では、ジビエ料理(焼ジビエ 罠 神田)か、餃子居酒屋の南湖さんがとても気になりました。
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漫画を読んで、食べログを確認するという工程がまたいいですね(笑)
こういうのは、グルメ漫画の醍醐味かなと。
まとめ
”三十路飯”は、漫画好きには言わずもがなですが、現実の生活に少し疲れている方、リフレッシュしたい方、美味いご飯・外食が好き!という方には持ってこいの漫画かと思いますので、ぜひご一読くださいませ。
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